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音楽は、芸術の中では特に才能が必要。凡人(俺)には手の届かない分野。
あれ? でも音楽って、小説と似ていないか?
そんな事に気がついたSF担当。
「演奏」もしくは「想像」、この行為を挟んで初めて作品として認識される。
そう考えたら、「芸」そのものの基本が見えてくるような……時折パチパチと聞こえる音は炭火のバックミュージックです。
今回も焼肉とビール片手に語り合ってみました
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「音楽」と聴くとまず僕が思いだすのはずいぶん昔にプレイボーイ誌のインタビューでポールサイモンが語ったコメントです。
「たかが音楽なんていつだってやめられるさ」
彼を師と仰ぐ、さだまさしさんがこれに憤慨し、後年NYで彼に会った時に真意を問い質したらポールはこう言いました。
「音楽は常に過去に向かって進行する」
音楽は産まれた種難が本当の音楽で、そこから過去に向かって進行する。その瞬間音楽は死ぬんだ。
コンサートをやるのは、その音楽を再現する再現芸術をやっているだけ、上塗りしてるだけ、なぞっているだけなんだ。
でもその音楽が聴き手の思い出になった時、音楽は命を持つ。音楽を聴いている数分間だけ音楽は生きている。記憶の中だけで生きていくんだ。
だからやめるもやめないもないよ。僕らは毎回終わってるんだ。やめられっこないよ・・・でも、やめられる」
そんな禅問答のようなことをポールサイモンは言ったのを思いだします。
その場だけの物だと言ってるんですね。あらゆるジャンルの音楽に言える哲学だと思います