2017年05月27日

第566回『好きって何だろう』

WIN_20170217_21_36_58_Pro.jpg
ここに来ている、ということは『何かが好き』な人たちばかり。
映像に文章に美術。じゃあなんで好きになったの? そのきっかけは?
好奇心と『好き』の関係、『好き』によって広がる世界。
子供と大人の『好き』の違いはどこにあるか。
『好き』に金銭欲と自己顕示欲が入ったら、それは不純?
そもそも『好き』とは何なのでしょう? 色々考えてみました。

posted by sakugeki at 11:16| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
塾生のみなさん、ごきげんようです。

「”好き”って何だろう」というテーマ、面白いですね。
でも、身もふたもないことを言えば嫌いな理由はいくらでも挙げられますが好きな理由って、煎じ詰めると1つしかないと思います。要は好きなんです。

でも先生も指摘されていましたが、みんな好きな物はあるんだけど、「好奇心」のない人は確かにようけいてます。
映画に関して言えば、アニメが好きな人はアニメしか見ない。他のジャンルの映画にはまったく無関心。アート系の映画が好きな人はそれしか見ない。

それは映画がし浮きなんじゃなくて「アート系の映画」が好きなんですね。もっと言えば、アート系の映画が好きな「自分」が好きで、他人に興味がないのではないかと思います。

もっと突っ込んで言えば本当は口で言う程映画が好きではなく、自分を他人と差別化できれば、自分はお前らと違う特別な人間なんだと誇示できればなんでもいいのかもしれません。

昔の映画ファンは目が肥えてる人が多いです。いわゆる「見巧者」と言われる人が多かった。下手な評論家よりわかってる素人の映画ファンがいたもんです。

何故か?昔は街の小さな映画館で2本立て、3本立てなんてやっていて、その中身もポルノ映画、寅さん、ルキノビスコンティの「ベニスに死す」の3本立てなんて一見無茶苦茶な3本立てがホンマにあったんです。

でも、それがよかったんです。
そういう見方をしてるからポルノもやくざ映画も寅さんもビスコンティの芸術映画も同じ「映画」として分け隔てなく見るから自ずと目が肥えるんです。

そういう見方をした方が絶対1本の映画で2度も3度も楽しめるし、より楽しく、面白く、深く映画を楽しめると思います。

僕も音楽をやるので村岡さんの音楽との出会いの話はとても共感して聞きました。
思えば去年鶴橋駅近くのライブバーで村岡さんとご一緒し、その時に怪談を語り合って、中山先生が主催される「怪談の魔」の話を僕がしたら、彼が本当にやってきて先生に作劇塾に入りたい旨の相談をしたのがキッカケですから、僕が陰のキューピットみたいなものだったのかなと思ってます。
Posted by ひろみつ at 2017年05月27日 12:25
ひろみつ様
いつもコメント、ありがとうございます。

そう、何でそれが『好き』なのかと皆に聞けば、必ずといって良いほど「理由は分からないけど好き」という奥深い答えが返ってきます。
嫌いな理由はいくつでもあげられるんですけどね……確かにそうです。

そして、今回分かったのは『好き』と好奇心が一緒になれば、とんでもない知識欲が発揮されるという事。
Aの事を好きになれば、関連するBを知りたくなり、そこから次はCというものを、と知識は果てしなく続きます。そして知識のすそ野は広がっていく。
そんな人と話をするのは、本当に楽しいです。只のうんちく垂れ流しではなく、話題が二重三重にも厚みがあって、どこまでも転がっていきます。
「これしか見ない、見ても仕方がない」という人は、逆に知識を狭めている気がします。
せっかく好きなのに、勿体ない。

村岡さんの音楽のように『好き』は探すのではなく、ある日突然やってくる贈り物でしょうか。
それがきっかけになって、ひろみつさんと出会い、実に嬉しいことに、ひろみつさんのキューピッド役によって作劇塾に入ってくれた訳です。他の人たちも、好きなことがあって塾に入って来て、授業を聞いてアホ話から高尚な話題までを幅広く楽しみ、こうやってネトラジをしたり酒を飲んだりしているのですから『好きなこと』というのは、楽しみだけではなく、人との縁も作ってくれる有難いものだと痛感しています。

実を言えば、今回のネトラジ内容は最初に考えていたものとは若干ずれてしまいまして、本当は『好き』の種類の話でした。何故好きなのか、その理由を無理やりにでも言語化し、この塾に入ってきた『好き』はその他の好きなことと、どう違っていたのか? を知りたかったのですが、時間配分が悪いのか司会の進行がまずかったのか……

しかし『好き』を言語化させるのは野暮かもしれません。
理由はないのに、楽しい。それが『好き』の正体なのでしょう。
それにしても、色んな映画を観比べてジャンル関係なく楽しめる、昔の映画館の無茶苦茶三本立て。これは羨ましいです。

そろそろ、夏が近づいて怪談イベントの季節が始まろうとしています。
またイベントでお会いできるかな、と楽しみにしております。
これからも作劇ネトラジをどうぞよろしくお願い致します!
Posted by sakugeki at 2017年05月28日 23:47
コメントを書く
コチラをクリックしてください