2017年04月15日

第560回『素人の目とプロの目』

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投稿作品を書き、ファンタジー挑戦中の坂本は思う。
作品を読む、プロの目と自分たちの目はどう違うんだろう。
作品を書く上で、読者目線って何だろう? みんなにとって、
面白い話って何だ? そして売れる作品とは? 
ワンパターンの偉大さ、話の王道とは何ぞや?
愛される物語とキャラクターとは? 皆で色々
考えて語り、そして先生に語って頂きました。
posted by sakugeki at 10:00| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
みなさん、ごきげんようです。

プロの目線・・・違うでしょうね。
思い出したのは渥美清は実にマメにあらゆる芝居、映画を見ていたそうで「厚味の来ない芝居はない」と言われていたそうです。僕が印象的に覚えておるのは、彼は劇場で芝居を見る時、一番前のど真ん中で見たそうです。

普通,芝居を観る時は前から12〜3列目が一番いい席と言われています。舞台全体が見渡せるからです。
でも渥美清はあえて1番前で見ることが多かった。
普通なら一番前は見上げないといけないし、役者さんの鼻の穴しか見えないし首は痛いしで見辛いんです。

何故か・・・・渥美清は役者さんのコンディションを見てるんですね。一番前だと役者の息が荒かったり、汗をかいていたろといった生理がわかるんですね。

また役者がだらけた芝居をしていると、その役者にだけ聞こえる声で「ダラダラした芝居すんじゃねえ」「もっとセリフをハッキリ喋れ」とか言うんだそうです。すると言われた役者は目の前に渥美清がいるのでギョッとするけどそれを境にその芝居が見違えるようによくなることが何度もあったそうです。客として芝居を見ながら同時に演出もしてたんですね。これもプロの眼だと思います。

同時に映画でも昔はプロも一目置く「見巧者」と言われる素人がいました。
最近は・・・・・いませんね・・・勘違いしている自称「通」はいますが。

ワンパターンを否定的に言う人が多いけど、ワンパターンって要するに普遍的ってことだから、いつの時代でも通用するってこともあるから勲章みたいなもんだと思います。
毎回手を変え品を変え、あれこれやってもワンパターンになる前に飽きられてしまう物がほとんど。
むしろ、ワンパターンと言われるレベルまで行けば無敵だと思います。

寅さんは全作見てますが、シリーズ物で難しいのは、今度は何か新しいことをしようと思ったら駄目なんですね。お客さんはいつもの世界を楽しみに来るんだから、変えてはいけないんだと。

ラーメン屋の親父が、うちもいつまでも醤油ラーメンばっかりじゃなぁと味を変えたらお客さんはガッカリするでしょ?「なんで味を変えたんだ?あの味が好きだったのに」って・・・・

だいたい映画なんて、どんな映画だってワンパターンですよ。ハッピーエンドかアンハッピーな終わり方か、どっちかしかないんですから。

どんな話が面白いのか?これは、みなさんも、先生も指摘されていましたが、王道と言われる話が結局は一番強いと思います。王道、定番、ベタな話ですね。「よくある話」って強いんですよ。

むしろ、手垢に塗れた通俗的な話の方が難しいと思いますし、作者の力量が問われると思います。
ハードボイルド作家の北方謙三さんも題材はあえて通俗的な手垢に塗れた物の方がいいと言ってました。通俗的なぶん、人間が浮き彫りになるからだと。

よくある話であろうと、予定調和であろうと、何を語るかではなく、どう語るかなんでしょうね。
Posted by ひろみつ at 2017年04月15日 13:48
ひろみつさま、いつも作劇ネトラジを聞いていただきありがとうございます。

僕の回は、皆さんのように上手く司会ができなくて・・・・。
でも、こうやってひろみつ様が聴いていただいけて、そしてコメントまでいただけて、本当にうれしく思っています。
ネトラジでも申し上げましたが、上手く話せるように、精進いたします。

さて、今回のテーマ、素人とプロの目ですが、 プロであっても、素人であっても、今回、実は同じところが重要だと、司会しながら勉強させていただきました。 「王道」 「キャラクター」ひろみつ様がおっしゃるとおり、やはり、両者とも、「王道」を求めています。
では、書き手は何を意識するべきか?
新しいもの!!新しいもの!! と実はそればかり求めていても、読者は求めていない。
長く愛される物というのは、やはり、王道をなくしてないと思います。

ただ、王道と言われても、書けない自分もいます。
何故なら、王道パターンにもっていくことが難しいからです。
人間には喜怒哀楽があり、また恐怖もあります。
その感情一つをクライマックスで大幅に動かすこと。それが実は僕の一存では重要だと思っています。
それが、とても難しい・・・・。
数ある、王道を築きあげた名作の数々はそれをクリアーしています。
それには、やはり、舞台を用意して、キャラクター達に動いてもらうしかない・・・・。
それが上手くいけば、前述した王道のストーリーを描くことができると僕自身思っています。 これからも、王道を描けるようになるまで、僕は頑張っていきたいと思います。

長文失礼いたしました。これからも作劇ネトラジをよろしくお願いいたします。
                                 坂本 流

Posted by sakugeki at 2017年04月16日 22:00
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