2017年02月18日

第552回『真実と事実の違い』

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一見似ている事実と真実。でも事実は『現実に起こっている客観的なこと』
真実は『主観を含んだこと』さて、日常においてもよく起きているこの現象。
人の数だけある真実は、物語をつくるにおいてもテーマとして重要です。
テクニックとしても、小説を書く時でも一人称、三人称の視点の置き方、
映画のカメラの位置でも現れる。語ってみましょう、先生の『事実』塾生の『事実』
そして、祝!!!『大阪てのひら怪談』大賞受賞!!中野笑理子さん!!!
posted by sakugeki at 11:23| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
塾生のみなさん、ごきげんようです。
「事実」と「真実」。僕も常々興味のあるテーマです。

結論:この2つは以て非なる物だと思います。中山先生に同感です。
「事実」>客観なようで実は主観
「真実」>主観なようで実は客観

僕はこういう印象を持っています。

共通点:ミラーボールのような物。でも事実の方がより多面的?真実は多面的なようだけど、本当の肝は1つだけという思いもあります。

相違点

「事実」
例)僕が道を歩いていた。偶然前方を知らない女性が歩いていた。僕の方が歩くのが早くて彼女に追いついて並んで歩くことになった。その瞬間を友人が見ていた。

翌日「お前、どこそこで昨日女の人と歩いていたな?」
僕「え?そんなことあったっけ?」
僕はそんな覚えはない。でも友人が見たことは嘘ではない。事実である

「真実」は、たまたま前を歩いていた見知らぬ女性に僕が追い付いて並んだ瞬間を友人が見た。

また円錐形を真上から見た人は「これは円だ」と言い、。真横から見た人は「これは三角形だ」と言います。どっちも間違いじゃない。事実です。

でも真実は「これは円錐形である」

そうなると、事実は人の数だけある。真実は人の数だけあるように見えても本当は1つ・・・ということなのかなと思います。
Posted by ひろみつ at 2017年02月18日 12:21
ひろみつ様

いつもコメントいただきまして、ありがとうございます!

そして具体例を挙げていただいてのご説明もありがたいです。

視点で言うとレンズについての考察にも興味があります。認知や認識が歪むということは、レンズに歪みが生じたまま、対象を見ることになります。

すると何を見ても、歪みが加わった情報が入るわけで、でもそれはその人からすれば事実という認識がある。客観的事実とはズレてしまう…といった具合でしょうか。

先入観なども「認知の歪み」に関連しますので、興味深いテーマです。

本当の客観というものは滅多に存在しないかもしれません。
Posted by sakugeki at 2017年02月18日 23:14
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