2016年11月26日

第540回『感動したい!』

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経験と知識を重ねて年を取れば取るほど、感動することが無くなっていく……
さて、自分にとって感動って何だろう。自分にとって感動のキーワードは?
それって作品作りにどう生かしている? やっぱり『感動させる』を目的に
作っているのかなあ? そうなると、感動とは想像に理論や方式で作り出せる
ものなんだろうか……でも、感動の押し売りって何かやなのよね。
……と、広がっていく『感動』についての疑問と想像。
でも、感動するにはやっぱりアレが必要のようです。
posted by sakugeki at 10:17| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中山先生、塾生のみなさんごきげんようです。

いつも楽しみに拝聴しています。今回のテーマもとてもよかったですよ。おかずみさんは話を進めるのが上手やなぁと本当に感心します。

「感動」・・・・上手く言えませんが「これが感動だ!」って物があるわけじゃなくて、自分さえその気になれば「感動」はすぐそばに隠れていると思います。いつも物事を新鮮な気持ちで見ていれば感動はあるというんでしょうか?

最近、よく「感動をもらいました」とか「元気をもらいました」って言う人がいますが、あれはちょっと違和感を感じます。それについて、以前たけしが上手い事言ってました。「いまの人ってたかるんだよなぁ」

「感動」という言葉を聞くといつも思い出すのは故高倉健さんが言った「拍手されるより拍手する方が、ずっと心が豊かになる」という言葉で個人的にとても大事にしてる言葉です。

中山先生も指摘されていましたが、人を感動させるメソッドなんてないと僕も思います。
でも作家の場合だったら、その作品がコメディでもラブロマンスでもハードボイルドでもホラーでも怪談でも絶対に必要なのが「豊かさ」だとは思います。読み終わった後、どこか気持ちを豊かにしてくれる物がないと・・・・作家と言われる人には何か人間として豊かな何かが大事なような気がします。

僕自身が感動したこと・・・・いっぱいあるけど・・これこそ!と言うのとなると・・・・いくつもないなぁ・・・

例えば映画だと

*「チャップリンの独裁者」-中1の時、近所のお兄ちゃんと見に行ったんですが、ラストの有名な演説の場面が終わってエンドマークが出た時、超満員の客席からドッと拍手が湧きおこった時の感動はいまでも覚えてます。映画館であんな感動的で熱い拍手を聴いたのは後にも先にもこの時だけです。

*「七人の侍」>見終わった後、席を立てなかった映画です。感動して泣くなんてレベルを超えてました。ちょっと腰が抜けたようになったのを覚えてます。

音楽

*「サウンドオブサイレンス」(サイモン&ガーファンクル)-クラスメートに薦められて中三の時初めて聴いて、2人の美しいハーモニーは勿論ですが日本語の訳詩を読んで「これが歌の歌詞なのか?」と凄いショックを受けたのを覚えてます。

難解で哲学的な歌詞、意味はサッパリわからなかったけど、そのわからないことに感動しました。

*「明日に架ける橋」(サイモン&ガーファンクル)-この歌も歌詞に感動しました。それ以降聞く度に感動します。自分が嫌になったり、苦しい時、辛い時何度この歌に励まされたかわかりません。この歌を聴いて自殺を思いとどまった人が全世界に無数にいると思います。
そしてアートガーファンクルのボーカルの美しさ。天から降って来るような声に「なんだこの声は」と唖然としたのを覚えてます。



*「夜と霧」-ユダヤ人でアウシュビッツに収容されていた精神科医フランクルが書いた手記。
人間がここまで無慈悲で残酷になれること。同時にそんな地獄の中でも人間性を失わなかった人がいるということが淡々と書かれていて、読後数日間ウツになったけど読んで本当によかったと思います。

*「聖域」-ハードボイルド作家北方謙三さんの名シリーズ「ブラディドールシリーズ」の10作目。
ヤクザに脅されただけで恐怖から失禁するような高校の教師西尾が暴力団の鉄砲玉に堕ちて行こうとする教え子を命がけで助け出そうとする物語。

トレンチコートを渋く決めた男だけではなく、むしろ平凡などこにでもいる男の中にこそハードボイルドはあると思い知った作品。
体言止めを駆使し、情緒を排した徹底的に乾いた文体。リアルで読んでいて「痛い!」と思ってしまうリアルな暴力描写。いまだになにかにつけて背中を押して励ましてくれる大事な作品です。

最後に感動した言葉

「男の人生は煙である。でもどうせ煙になって消えるなら、せめていい香りの煙になろうじゃないか」

         北方謙三
Posted by ひろみつ at 2016年11月26日 13:29
ひろみつ様

「作劇ネトラジ」ご愛聴くださりありがとうございます‼︎そして、コメントありがとうございます‼︎

ラジオ(PCかな?)の向こう側に聴いてくださる方がいる。
感想をいただけるとその事をあらためて強く感じて…感動‼︎そして感謝感激!…と、いつも感じております。
このお返事「感」の字が多くなりそうな予感。直感ですが勘は当たるかしら?癇に障らなければ幸いです…。
(ちょっと後半、無理がありました。これはアカン!カンカンですね。…失礼しました‼︎)

今回は何とか30分に収まって良かったと密かに安堵しております。
中山先生や先輩、塾生の皆様のお力やご配慮で、何とかなる…(いや、何とかしなくては!ですが)緊張しながらも、楽しみながら何とかやっています。
今回のテーマは30分で語れる内容でなかったなぁと反省です。
また、この続きをいつかとリベンジを狙っております。

何を感動として捉えるかは人それぞれで、そこにはその人の価値観だったり感性が反映されるのかなぁ…と、ぼんやり考えてみたり。

「豊かさ」が必要という一文、画面の前で思わず頷いてしまいました。
自分が何に感動するのか…優しさや熱さ、儚さや切なさ、出逢いと別れ、友情や師弟愛、男女の恋愛…色々考えましたが、人としての「豊かさ」の一言に全て込められていると思いました。スッと落ちた感じです。

人の豊かさに触れた時、人は感動するのでしょうか。
そして、自分もまた豊かな人であれば、人に感動を与えられるかも⁉︎知れませんし、より多くの感動に気が付いたり、受け止めたり出来るのかも知れませんね。

オススメをたくさん教えてくださり、とてもとても嬉しく、早速ですが観て読んで聴いてみたいと思います。
ありがとうございます‼︎

まだまだ無限に!出逢っていない本や映画、音楽、舞台、芸術、そしてこれから起こる出来事に感動があるかも知れないと思うと、胸が踊ります。
良いと思ったものに、真っ直ぐに拍手出来る自分でありたいなと思います。

サイモン&ガーファンクル「サウンドオブサイレンス」は歌詞の意味がわからなくても、メロディや歌声、そしてギターの音色が、何というか…(いい意味で)心の奥が騒めく様な、何かが頭でひらめく様な、感情を掻き立てるものがあります。
私、全くの音楽音痴で本当に鈍いのですが、初めて聴いた時、ギターや歌声でこんなにも心が揺さぶられるのかと鳥肌がたった事を覚えています。
私も忘れられない一曲です。

北方謙三さんのお言葉、噛めば噛むほど深い…。
いい香りの煙である男性…煙はいつか消えても、女性は忘れないでしょうね。心にずっと残ります。

あと少しで12月ですね。
今年もあと1か月!忘年会のシーズンですね‼︎
健やかに新年を迎えられる様に、風邪やインフルエンザと二日酔い((>_<))に気を付けながら過ごしましょう。

これからも、作劇ネトラジをよろしくお願い致します‼︎

Posted by sakugeki at 2016年11月29日 22:15
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