2016年08月20日

第526回『小道具と衣装』

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物語の主人公の持ち物。西部劇のガンマンなら拳銃、ライフル、散弾銃。
宮本武蔵は二刀流の大小の刀、鞍馬天狗は刀と拳銃、マスク。そしてインディジョーンズの帽子。
小道具は、物語をどのように活かすのか? そして映画と小説では使い方が違う?
日本人の監督って、貧乏は得意なのに、金持ちの描写は……やっぱり、貧乏人に
金持ちの描写は難しいのか? そして、ある映画は背景を活かすために撮影用の刀や鎧の形を工夫。
ある時は物語を彩り、伏線となり、トレードマークとなる。『小道具』『衣装』の見方です。



posted by sakugeki at 12:27| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ごきげんようです。

なるほど・・・小道具と衣装・・・登場人物を印象的な存在にするのに欠かせないですね。

まずパッと思いつくのはチャップリンの山高帽にドタ靴にステッキ、ダブダブのズボンにキチキチの上着。
刑事コロンボのヨレヨレのコートに安葉巻。
「用心棒」の卯之助のマフラーに拳銃・・・・・枚挙にいとまがないですね。

「太陽がいっぱい」でヨットの上でアランドロンがモーリスロネを殺す場面でのトランプ。

あと昔のハリウッドのギャング映画でボスの後に子分がズラーッと並んでいる時、セリフも何もない端っこの子分がコインをピンピンと指で弾いている。そのコインがあるだけでその他大勢の子分役の無名の俳優に目がいって妙に印象に残りますね。
「端っこでコイン弾いているあいつはなんだ?」ってなるんです。昔のハリウッド映画はそういった俳優さんの見せ方が上手いなと思います。

小説で印象に残っているのは北方謙三さんのブラディドールシリーズの「碑銘」の中で、シリーズ全体の主人公川中を守るヤクザ上がりのバーテン藤木が坂井に自分の後を託す意味を込めて、愛用していた疵だらけのジッポーのライターを渡す場面の、そのジッポーのライターです。

この短い場面は日本のハードボイルド小説史上に残る名場面と言われています。
Posted by ひろみつ at 2016年08月21日 01:12

ひろみつさん、いつもコメントありがとうございます。
小道具や衣装に注目して作品を見るとまた色々な発見があって楽しいですね。
セリフではなく小道具で意味を伝えるシーンなどあるといつも痺れます。
これを機会にまた色々探ってみたいと思います。
Posted by sakugeki at 2016年08月23日 23:32
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